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金森重樹プロフィール
1970年生まれ
25歳年収240万円のフリーターのときに負った5400万円の借金が5年間で利息と遅延損害金で1億2700万円まで膨れ上がる。
また、その借金は免責不許可事由に該当するため自己破産もできない状況に追い詰められる。
会社に就職してサラリーマンになるとともにマーケティング技術を極め、その後独立し10年かかって借金の完済に至る。
この借金の塗炭の苦しみから得た気づきを基に、借金で苦しむ人間同士が困難を切り抜けた人を交え、お互いに助け合える相互扶助のコミュニティを作る。
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そうでもない営業マンの日常


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逆に、ダメ社員はダメ社員でなんとか罵声を浴びせられないように考えるのですが、それはセールスの方法だったりします。 数字が上がらないのに早く帰っては、上司から怒鳴られますので、当然終電近くまで仕事をしているポーズを取らなければなりません。 切られても切られても何度も電話します。職場にも追いかけて電話します。 これが、夜10時過ぎても家に電話がかかってくる理由です。営業の人間も、数字が上がらなければ後ろで見張っている上司の手前、どんなに遅くなっても電話をかけまくるわけです。 日中は日中で賃貸住宅を中心とした訪問や、雨の中の濡れながらのポスティングなどの重労働の中で、なんとかアポを取ろうと活路を見出すのに必死です。 土日は、モデルルームへの誘導を図ろうと、街頭でキャッチしたりしながら、なんとかモデルルームへの誘導を増やします。 そうやって必死の思いで、来てもらった客ですから、いったん来た以上は、そう簡単にそこから帰すわけにはいきません。 でも、新人君はそんなに気の利いたトークも持ち合わせていませんので、「僕という人間を信じてください」くらいしか言えません。せっせとトークの勉強はしますが、なぜ客が来るのかという部分にまでとても頭を使っている余裕はないですから、マーケティングの勉強をすることはありません。 で、だんだん上手になって応酬話法などを身に付けていきます。 前に、僕が吉祥寺の洋服屋で詰められた時のお話をしました。 まさにあれと同じで、応酬話法を使いながら、客がくたびれ切って、あきらめて契約するまで、何時間でも軟禁に近い状態で契約を迫ります。 せっかく見つけた見込み客ですから、そう簡単に逃がすわけにはいきません。 自分だけで難しいと判断した新人は上司にバトンタッチしながら、延々と契約を迫っていくわけです。そのような手慣れた上司は、客になかなか話を打ち切って帰るタイミングを与えません。 それで、押し切られてハンコをついてしまう人が多いわけです。 でも、それは決して押し売りなどではなく、「迷っているお客様に決断のための後押しをしてさしあげて」いるという理屈になっています。 軟禁状態で詰めることは、彼らの頭の中では、「買う勇気のないお客様の背中をそっと押してさしあげる」という行為に変換されているわけです。 時々、自分のやっている仕事に疑問を感じることがありますが、「自分はお客様に夢を売る仕事をしているんだ」と考えますし、そう考えないとやってられません。 そんなこんなの重労働で夜も遅く、あまり眠れなかったりするので、次の日にも疲れが残り、また朝がきて会社に行って朝礼で契約が取れてないことを発表するのがで、このまま電車に乗ってどこかに消えてしまいたいと思うこともあるでしょう。午前中は寝不足であまり頭が働いていなかったりします。トップセールスの人間はなんでこんなにパワフルなのか信じられなかったりします。 朝礼が終わったら、ゼロ社員が別の部屋に引っ張っていかれて、中からものすごい罵声と人格を破壊されるほどの侮辱を延々と上司から受け続けて、時には中から「ボコッ、ドスッ」という鈍い音と悲鳴にならない小さな悲鳴が響いたあとで、上司だけ先に出てくる。 そのあとで、ゼロ社員だけ残った部屋から、声を押し殺して大の男がむせび泣く音がれてくる……。 自分は、野球部出身で厳しい体育会系の世界に慣れているので、電話をかけるくらいのことはなんてことないと舐めてかかっていた強気一辺倒の男が人目を忍んでむせび泣く世界。 それが、新興系デベロッパーの営業の世界です。 疲れる、家に帰れない、土日も休めない、眠れない、激しく詰められる、逃げたら実家から呼び戻される、ノイローゼとかホームシックとか鬱がまとめて押し寄せてくる厳しい世界では、目の前のセールスの数字を上げることで精一杯で、嘘の契約見込を発表して、あとでキャンセルになったことにするなどの姑息な手段に走ってしまいます。 そんなことをしてもいずれはバレます。何ヵ月も売れないと、結局自分がその物件を買わされる羽目になります。 マンションの契約をキャンセルした経験がある方、それが新興系デベだったりすると、断った瞬間手のひらを返したように、営業員からい罵声を浴びせられたかもしれません。 それはこのようなプレッシャーの裏返しでもあるわけです。失敗すれば詰められるだけではなく、自分が責任を取って買い取らされる可能性があるからキレるんですね。 こういった日常が普通に繰り広げられる中では、負け組はいつも奴隷のように動き回らされているだけで、マーケティングには思いが至りませんし、勝ち組は名簿の秘密を握って十分に成果を上げているため、通常はそれ以上の勉強はしません。


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