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金森重樹プロフィール
1970年生まれ
25歳年収240万円のフリーターのときに負った5400万円の借金が5年間で利息と遅延損害金で1億2700万円まで膨れ上がる。
また、その借金は免責不許可事由に該当するため自己破産もできない状況に追い詰められる。
会社に就職してサラリーマンになるとともにマーケティング技術を極め、その後独立し10年かかって借金の完済に至る。
この借金の塗炭の苦しみから得た気づきを基に、借金で苦しむ人間同士が困難を切り抜けた人を交え、お互いに助け合える相互扶助のコミュニティを作る。
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強く叩いたり、弱く叩いたり


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会計がわかると、物事の一段深いところが僕にも少し見えるようになってきました。 IIの部の作成の際にも、より深い真相にまで踏み込んで考えた上で内容を組み立てていくようになっていました。 そうして、みるみるうちに会社という存在について理解が深まっていくようになったのですが、そうなると逆に、よくわからない部分が見えてきました。 それは、会社はマンションを買う客をどうやって発見して、どうやって販売しているのだろうかということでした。 僕は、その当時は公開準備室というE子さんと二人だけで構成される部署にいました。公開準備室は、臨時に作られた部署で財務部の隅に付属の部署としてありました。 4階の管理部のことを知らない設計とか営業の人は、たぶん僕も財務部の中にいると思っていたでしょう。 財務部の人が誰もいない時に内線がかかってくると、僕は「はい、財務部です」と電話に出ていましたから、一層そう思われていたと思います。 同じフロアだった財務経理の人たちに訊いてみたら、「営業が販売している」と言うのです。 じゃあ、その営業がどうやって何千万円もするマンションを販売するのか訊いたら、反響営業といって、チラシを撒いた先から電話がかかってくるので、その電話の人に営業するというのです。日中は先方も仕事中だったりして長く話せないので、夜遅く帰宅した頃を見計らって電話するとのことです。 本当にそんなことで何十億円もマンションが売れるのか僕には信じられなかったので、営業担当取締役のところへ行って、ちょうど営業に関するテーマでIIの部を作成していたので、それのインタビューかたがたいろいろと聞いてみたわけです。 公式な回答としては、確かにチラシを撒いてその反響を得て、営業するとしか回答できなかったんだと思います。 そして、「営業はセンスだから」とか「電話営業はトークが大切」とか、「営業は売るまで会社に帰ってきてはダメなんだ」とか、教科書通りの内容は話してもらえました。 僕も事前リサーチくらいはしていて、「初めて営業をする人のための○○」の類は読んでますから、大体そんなことはわかっています。 そのうち、だんだん武勇伝になってきて、あの現場、この現場、苦戦したあとなんとか売り切った現場、他社の営業の話、いろいろなエピソードを聞かされました。 ここでは言える話と言えない話があるのは、あなたにもわかると思います。 少し言える話だけします。 D観光系の会社は電話の受話器と手をガムテープで固定してから営業をスタートするので、電話をかけ続けるしかない話とか、営業がダレてくると一大事なんで、ダレないように立ったままで電話をさせる話とか。 そのほかに、営業の成績が悪いと社長が担当を灰皿で殴れるように、普段用の綺麗なクリスタルの灰皿のほかに、殴る用の灰皿が備え付けられている話とか。 手で殴ると手が痛くなるからそうするんですね。わかります。 あと、営業の新人は辛くなると逃げることがあります。夜中に営業の寮から逃げようとした新人が見つけられて、また遠くまで逃げ出さないように脚を攻撃された話とか。上半身を攻撃するとまだダメージが少ないため遠くに走って逃げる時があるからです。 そうやって見張っていても、たいていの新人の営業は1年でほとんどが逃げるけれど、うちの会社は辞める人が非常に少ない、いい会社だとも説明してくれました。 なかには、10人新人の営業が入社したら、12人逃げる会社もあるようでした。なんで2人余分なのかというと、実家まで呼び戻しに来られて、何度か連れ戻されている人間もいるからだそうです。登校拒否ならぬ通勤拒否です。 いろいろと聞いたんですが、どうやって見ず知らずの人を集めてきているのか、どうしても役員レベルの話だと話の回りをぐるぐる回っているだけで、よくわかりません。 チラシを撒いて後はじっと待っているだけで、そんなにたくさんの人が集まってくるなんて、営業をやったことのない僕でも絶対におかしいと直観で感じました。 僕があんまりしつこく聞きだそうとするもので、最後は、営業担当取締役もうんざりした顔をして、自分は忙しいから、営業の人のじゃまにならないようにインタビューしてもいいということになって、実際に営業の現場の人に聞くようになりました。 結局、いくら気合いと根性があっても、どんなに上司から強い力を加えて責められても、どこからお客さんが湧いてくるのかわからないと、この問題はまったく解決したことにならないからです。


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