会社更生法申請など経営者のための会社倒産回避相互コミュニティ

会社倒産救済会 経営者のための会社倒産回避相互コミュニティ 会社倒産救済会 経営者のための会社倒産回避相互コミュニティ お問い合わせ
プロフィール
金森重樹プロフィール
1970年生まれ
25歳年収240万円のフリーターのときに負った5400万円の借金が5年間で利息と遅延損害金で1億2700万円まで膨れ上がる。
また、その借金は免責不許可事由に該当するため自己破産もできない状況に追い詰められる。
会社に就職してサラリーマンになるとともにマーケティング技術を極め、その後独立し10年かかって借金の完済に至る。
この借金の塗炭の苦しみから得た気づきを基に、借金で苦しむ人間同士が困難を切り抜けた人を交え、お互いに助け合える相互扶助のコミュニティを作る。
金森重樹プロフィール 続きはこちら
プロフィール

Home ->   パチンコジャンキー

パチンコジャンキー


会社倒産回避・会社更生法等『借金解決情報メルマガ』(無料)
会社倒産、破産、借金解決に向けた最新ニュース、会社更生法申請のご相談。
金森からのメッセージ、交流会などのイベント情報を配信しています。
フリーメール以外のアドレスをご登録下さい。(詳しくはこちら
E-Mail: 購読解除はこちら

洋服屋での一件で都会の恐ろしさを知った僕は、店の近くには近寄らないようにしていました。店の店員とばったり出くわして、何か言われたら嫌ですから。 かといって、都会への興味が消え失せてしまったわけではなく、まだ東京での知り合いもいなかった僕は、一人あてもなく吉祥寺の商店街をぶらぶらと歩いていました。 そんなある日、店から洩れてくる派手なユーロビートの音にさそわれて、僕は吸い込まれるようにして駅前のパチンコ店に入りました。 その時、僕は生まれて初めてパチンコをしたのですが、ビギナーズラックで最初の500円でリーチがかかって、台に向かって1分もしないうちに確変モードに入り、連チャンでフィーバーしてしまったのです。実はこれがバッドラックの始まりだったのですが。 僅か数分で1万円を超える金額を手にした僕は、すっかりパチンコの魅力の虜になってしまいました。パチンコは、人によっては中毒になります。 それからの僕は、毎日、開店から閉店までホールに入り浸るようになっていました。 用足しにホールのトイレに入った時に鏡に映る自分の顔は、何時間もの間、回り続ける液晶のデジタルを凝視しているからでしょうか、目が血走っていました。 負けを繰り返して財布が空になって、銀行のATMに走ってお金を下ろすことも何度もありました。下ろしたお金で当てて、それまでの損を取り戻したら、また銀行の口座に戻せばいいと考えるのですが、実際にはそのお金は二度と銀行の口座に戻ることのないものでした。 金銭感覚がどんどん麻痺してきて、普段はラーメンを食べに行っても、チャーシュー麺にするか、普通のラーメンにするかの100円の違いで迷ってしまうのに、台の前に座ると千円札がまるでお金ではないように僅かの時間に台にするすると吸い込まれていきます。僕は、気がついてみれば生活に使うお金はなくても、パチンコには湯水のごとくお金を使っても平気な人間になっていました。 他のことに使えるお金がどんどんなくなってくると、生活がぼろぼろになります。こうなると、自分でもさすがにまずいと感じ、パチンコをやめたいと真剣に考えるようになりました。しかし、頭で考えるのとは裏腹に心がスリルを求めて、「もしかしたら今日は勝てるのではないか?」と思ってしまって、どうしてもホールに足が向くのを止めることができませんでした。 問題は、お金だけではありません。僕は、貴重な時間も浪費するようになっていました。朝、開店と同時に台を打ち始めて、はっと気がついたら昼食も取らずにぶっ通しで打ち続けていて、閉店を知らせる店内放送の蛍の光を聞くことも一度や二度ではありませんでした。 こうして僕は、途方もない時間を無駄に使ってしまっていたのです。 新装開店の日には、なんだかジャンジャンバリバリとフィーバーするような気がして、また台の設定が甘くなっているような気がして、いい台を押さえるためにいそいそとホールに出かけて店の前に朝から並んでいました。 普段、道を歩いていても、ホールの近くを通って店内から音楽が聞こえてくると、気持ちがソワソワして店に入りたくなる衝動を抑えることができません。頭の中は、スタートした時の音楽が繰り返し渦巻いています。こうなってくると病気ですね。 今でも僕は、いい年をして新台入れ替えの日に寒い中でブルブルと震えながら行列して開店を待っている人々を見ても笑うことができません。彼らの、ギャンブルの虜になって、うずうずと掻き立てられた胸のうちがよくわかって、昔の自分を見ているような気がするからです。 そして、ふと開店前の行列に並んでいる人たちの人生を思い浮かべてしまいます。 ああ、この顔に深く苦労が刻み込まれたおじいさんは小学生くらいの孫がいてもおかしくない年だけど、たぶんめちゃくちゃな人生なんだろうな……。 こうやって、ギャンブルに身を滅ぼされて、家庭も、職場も、すべてのものが記憶の彼方に消え去ったんだろうな……。 こんな僕に言われても説得力がないとは思いますが、ギャンブルとテレビとゲームには、嵌らないようにコントロールできる自信がない限り近づかないことです。 結局のところ、ギャンブルは、そのハラハラドキドキする感覚に嵌まり、ちょっと得するくらいの金額を当てることがあるから中毒になるんだと思います。 僕は社会人になってからも、ストレスを感じた時、気が緩んだ時にはパチンコ中毒がぶり返してきていました。 でも、事業をやるようになってから、時間が勿体なく感じられるようになって、気がついたら、やめていました。 僕のパチンコ中毒からの脱出は、パチンコが金銭的にも時間的にも割に合わないと思えるようになったことがきっかけでした。


借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記(金森重樹著)
このコラムが本になりました。下のリンクからアマゾンで購入できます。

借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記(金森重樹著)



Home ->   パチンコジャンキー


会社倒産救済会 経営者のための会社倒産回避相互コミュニティ お問い合わせ 会社倒産救済会 経営者のための会社倒産回避相互コミュニティ

会社更生法申請のご相談。会社破産、会社倒産を回避。倒産回避相互コミュニティ